参考サンコウ情報ジョウホウ
<高天彦神社 たかまひこじんじゃ> 御所市ゴセシHP抜粋バッスイ
古代豪族、葛城氏の最高神で、記・紀神話の中で、出雲へ国譲りのための使者を命令した
高皇産霊神(たかみむすびのかみ- 主神)を祀っています。ほかに市杵島姫命(いちきしま
ひめのみこと)(福岡県宗像郡宗像神社三宮に祀られています女神の一人)・菅原道真を
祀っています。神社の形体は古く、桜井市の大三輪神社と同様にご神体は山(背後の白雲峰)
です。高天の広大な大地は、記紀に登場する天孫降臨神話の舞台となったところではないか
と言い伝えられています。
<葛城一言主神社 かつらぎひとことぬしじんじゃ>
本社に鎮まります一言主大神は、第21代雄略天皇(幼武尊)が葛城山で狩りをされたときに、
顕現されました。一言主大神は天皇と同じ姿で葛城山に顕現され、雄略天皇はそれが大神で
あることを知り、大御刀・弓矢・百官どもの衣服を奉献したと伝えられています。 天皇は
この一言主大神を深く崇敬され、大いに御神徳を得られたのであります。 この大神が顕現
された「神降 かみたち」と伝える地に、一言主大神と幼武尊(雄略天皇)をお祀りしています。
そして、『古事記』が伝えるところによると、一言主大神は自ら「吾は悪事(まがごと)も一言、
善事(よごと)も一言、言離(ことさか)の神、葛城の一言主の大神なり」と、その神としての
神力をお示しになられております。そのためか、この神様を「一言(いちごん)さん」という
親愛の情を込めた呼び方でお呼び申し、一言の願いであれば何ごとでもお聴き下さる神様と
して、里びとはもちろんのこと、古く全国各地からの信仰を集めております。
当社は全国各地の一言主神を奉斎する神社の総本社で、全国各地には当社に参拝するため
コウがあり、現代にも篤い信仰を集めています。 (葛城一言主神社パンフレットより)
<九品寺 くほんじ> 御所市ゴセシHP抜粋バッスイ
奈良時代の僧、行基ギョウキが九品寺を開いた。行基は聖武天皇のとき奈良東大寺の大仏造営に
かかわった僧で、その生涯は民衆救済のため布教活動を続けています。布教とともに灌漑や
港湾施設建設や僧尼院建設に心血を注ぎ、大仏建立の功績によって、日本で最初に大僧正
になっています。
さて、九品寺はサンスクリット語で、その意味は布教でいう上品・中品・下品で、人間の品格
をあらわしています。上品の中にも上中下があって中品や下品にもそれぞれ上中下があり
全部で九つの品があるので九品と名づけられています。九品寺の本尊は木造阿弥陀如来像
で、国の重要文化財に指定されています。
中世には御所城主楢原氏の菩提所で、楢原氏は南北朝戦いのトキ、南朝に味方していた楠木
正成公のため一族を引き連れて参戦しています。その戦いに行くとき、一族は身代わりのため
石仏を彫って寺に奉納したのが、いまに伝える千体石仏です。境内や裏山には「千体石仏」と
称される多数の石仏がある。  
<高鴨神社 たかかもじんじゃ> WikipediaExt.
御所市鴨神の金剛山東山麓にある神社。式内社(名神大社)旧社格は県社。京都市の賀茂神社
(上賀茂神社・下鴨神社)を始めとする全国のカモ(鴨・賀茂・加茂)神社の総本社と称する。
葛木御歳神社(中鴨社)・鴨都波神社(下鴨社)に対して「上鴨社」と称される。
4月中旬から5月初旬にかけて500種2,200鉢以上の日本サクラソウが咲く。当地は鴨氏一族の
発祥の地であり、その氏神として祀られたものである。鴨氏はこの丘陵から奈良盆地に出て、
葛城川の岸辺に移った一族が鴨都波神社を、東持田に移った一族が葛木御歳神社を祀った。
後に、高鴨神社を上鴨社、御歳神社を中鴨社、鴨都波神社を下鴨社と呼ぶようになった。
以上イジョウ