東おたふく山

 

参考地図 (フレーム順:北〜南東)

BS〜林道〜渡渉〜山頂〜雨ケ峠・東屋〜ゴルフ場ゲート〜

〜ゴルフ場ゲート〜荒地山分岐〜風吹岩 P437〜分岐・魚屋道〜

〜風吹岩 P437〜分岐・魚屋道〜蛙岩 P306〜会下山エゲノヤマ道跡−芦屋川駅

地理院地図・電子国土Web  Scale  100m

 

 

                            参考情報


<六甲山のおいたち> 

                          
国交省・近畿地方整備局六甲砂防事務所 HP抜粋
@六甲山の誕生
六甲山のあった場所は、以前は低い丘でした。それが今からおよそ100万年前から、六甲山一帯
に東西方向の強い圧力が加わり、その結果、六甲は上昇して丘から山地に成長。大阪湾は沈み
ました。これを六甲変動と呼びます。六甲山に多い断層は、この時にできたものです。

六甲山の大部分は花崗岩でできています。花崗岩はふつうは固くて安定した岩石を形成している
が、六甲変動により花崗岩は破壊されて脆くなり、風化作用によってマサ化し砂山の様になった。

「マサ化」花崗岩はマグマがゆっくりと冷えてできた岩石で、大きさの揃ったガラス質を含まない
完全結晶の粗い粒状の鉱物が集まって出来た。岩石の表面が気温の変化で膨張と収縮を繰り返
し鉱物ごとに膨張率は違うので、その間に歪みができて崩れ粗い砂粒になり、この過程がマサ化。

A六甲山の緑の歴史
*原始林(縄文〜弥生)の時代
弥生時代に稲作農耕がはじまるまで、六甲山系周辺はほとんど人の手が入ることのない、うっそう
とした原始林が広がっていました。山頂付近にはブナ・ミズナラなどの林が、標高600〜800m付近
にはモミ・コウヤマキ・イヌブナ・コナラなどの針葉樹・広葉樹がまじり合った林が広がり、中腹
から山麓にかけてアカガシ・ウラジロガシや、シイなどからなる照葉樹林が繁っていました。

*二次林(中世)の時代
稲作農耕がはじまると、平地では荘園を中心とする集落が広がり、山麓の自然の照葉樹林が切り
倒されて、しだいにアカマツ中心の二次林が広がっていきました。このマツ林は、クヌギやコナラ
などの林とともに、まきや炭などに利用され、人々に大切に保護されていました。

*草木のない山(近世)の時代
江戸〜明治時代の六甲山系は、南斜面のアカマツ林と大龍寺、天上寺付近の林を除いて、山頂
まで殆ど草木のない山でした。 当時の農民が燃料や肥料に利用するため、山の斜面から山頂に
村の共有地で松の木や落葉、下草や灯りに必要な松根まで取り尽くした結果と考えられています。

*植林(明治35年以降)の時代
六甲山系で植林が始められたのは明治35年(1902)の事。草木が育っていない砂漠のような山肌
に階段のような段々が切られ、土砂が流れないように積み石で固定して、松をはじめヒノキ、杉
樫、シイハゼ、カエデなどの苗木が植えられた。六甲山系の植林は、山火事や戦争、集中豪雨、
マツクイムシによる被害など多くの苦難をのりこえて今日にいたっています。

*現在
約90年の年月をかけて草木のない山から緑豊かな山に復元された六甲山系。この緑の大部分は
赤松とコナラの林で、最高峰付近は、ブナ&イヌブナ林、大龍寺、天上寺周辺には、スダジイ&
アカガシ林など自然に近い林も育っています。四季折々に花を咲かせ、秋には見事な紅葉で楽
しませてくれます。 またここでしか見られないアリマウマノスズクサやロッコウコツクバネ、
姿を消しつつあるユリの仲間、絶滅に近いカキラン、スイラン、サギソウ等の湿地植物といった、
貴重な植物が生育しています。


<三角点情報>                                 国土地理院

  * △621.3m 四等三角点、点名(雨ケ峠) 34°45′47″N   135°16′18″E

  * △424.5m 三等三角点、点名(本庄山) 34°44′39″N   135°16′42″E


                                                 
以上

 

<調査歩行 24/9/16>

阪急・芦屋川駅前広場で準備を済ます (8:30出発)
ロックガーデン・岩途の入口にある茶屋
高座ノ滝/約10m・この横から岩径を上る
小さな岩壁や岩径が連続 / rollover
ピーク 437m / rollover 風吹岩
金鳥山とホクラ神社の中間にある休憩広場 (11:30 早めの昼食を摂る)
広場からは六甲アイランド、ポートアイランド、空港などが俯瞰できる
保久良神社・西側の梅林を通って岡本駅に下山 (pm13:00)

**例会時は東おたふく山登山口BS〜風吹岩〜魚屋道〜芦屋川駅へと経路変更**

 

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