高取山
参考地図 (フレーム順:北〜南東) |
壷阪山駅−道の駅−金剛力酒造−信楽寺− −長屋門−土佐局−壷阪山駅 |
−土佐局−信楽寺−参道− 〜宗泉寺〜砂防公園−家老屋敷長屋門− |
〜参道〜壷阪寺〜五百羅漢岩〜八幡宮〜高取山・城跡〜猿石〜 (2009/1/17とは逆ルート) |
地理院地図・電子国土Web Scale 100m |
参考情報 |
<高取町の概要>
全国町村会HP抜粋 高取町は日本の古代史のふるさと・飛鳥地方に位置し、古墳時代から飛鳥時代の貴重な遺跡が 数多く残っており、飛鳥時代には大陸からの渡来人たちがもたらした新しい文化が栄えた所です。 古来、渡来系氏族の「東漢氏」と「波多氏」が勢力を誇っていた高取は、東漢氏によって大陸の 文化や情報が伝えられ、飛鳥時代の先端技術都市として発展しました。 中世になり、南北朝時代の豪族「越智氏」によって高取城が築城されました。そして近世、豊臣 秀長の指示を受けた「本多氏」が入城し、高取山山頂に城郭だけでなく城下町を作り、城郭都市 として整備されました。 江戸時代には「植村氏」が藩主となり、高取藩・2万5千石の城下町 として栄えました。 ■観光の町・高取「国史跡・高取城跡」 「巽高取 雪かとみれば 雪でござらぬ 土佐の城」 大和平野から見あげれば、山上にそびえ る城壁が雪かと見間違うほどだったといわれた高取城は、高取山(標高584m)の山頂に築かれた 山城です。当時は天然の険しさを利用した簡素な城でしたが、天正13年(1585)本多正俊が入城し、 大改修が行われました。石垣を築き、土塀を巡らせ、本丸に大小の天守閣や多門を連ね、 多くの 櫓を配置するなど、近世的城郭として整備されました。本多氏の後、譜代大名の植村家政が入城 し、明治四年(1871年)の廃藩置県まで、14代にわたって植村氏の居城でした。 現在ほとんどの建物が取り壊されましたが、本丸・二の丸跡の大規模な石垣が往時の栄華を忍 ばせています。麓の城下町とともに、明治時代まで続いた山城としては貴重な一例とされます。 「高取城」は美濃岩村城・備中松山城とともに“日本三大山城”といわれています。 高取城の比高は390mでもっとも高く、麓から本丸までの高さを指している。その差が高ければ 高いほど難攻不落と言える。また、その壮大な規模からも、山城として日本一の山城ともいわれ ■薬の町・高取「大和の薬売り」 “大名の薬売り”の名を高めてきた「薬業」、高取町は昔から薬産業が栄えた町で、薬との繋がり は古く、遠く万葉の時代にさかのぼります。もともと薬となる動植物が多く生息していたことから、 飛鳥時代には宮廷行事の一つとして「薬猟」が華やかに行われていたそうです。 江戸時代には、すでに伊勢街道沿いに売薬が始められ「大和の薬売り」として親しまれました。 今も製薬産業や家庭配置薬業は、「薬の町」の伝統を受け継ぐ高取の主要産業です。 <土佐街道> 高取町観光協会HP抜粋 高取藩2万5千石の城下町として栄えた高取町のメインストリート。当時は500軒もの商家が軒を 連ねたといい、今も低い軒先や連子窓といった古い家並みの随所に、往時の繁栄ぶりを偲ぶこと ができる。両脇に水路が流れる街道の石畳には、阪神淡路大震災の復旧工事で出た石を活用、 所々に埋め込まれた薬草タイルを見て歩くのも楽しい。街道に土佐の名が付く由来は、飛鳥時代 の初期にまで遡る。大和朝廷の都造りに駆り出された土佐(高知)の人々が帰郷できず、この地に 住み着いたことが起源とされている。 寛永7(1640)年に植村氏が藩主となって以後、山城での生活は不便と藩主や家臣の屋敷は街道 筋に移された。ほとんどが平屋の商家と町家は、2階部分を屋根裏程度の空間に留めた「つし2 建て」。殿様を見下ろさないよう虫籠窓が設けられ、家々の隙間は壁で塗り込めたり、板を張 って行列を襲う者が忍ぶことを避けた。城下町の風情を一層高める石畳は、平成7(1995)年の 震災後に行われた復旧工事の際、大量に出土した阪神国道線の敷石。埋め込まれたタイルには 9種の薬草が描かれ、薬の町としても賑わった高取の歴史を伝えている。 <三角点情報> 国土地理院 *高取山 583.6m 三等三角点、高取(点名) 34°25' 44 ″ N 135°49′39″E 以上 |
<調査歩行 23/3/22>
壷阪山駅前 |
土佐街道の石畳路 |
薬の町 /rollover 造り酒屋 |
お雛さまを展示中 /rollover |
松の門跡は児童公園 |
壷阪寺 (桜の名所) |
高取山の登山口 |
五百羅漢岩 |
高取城址・本丸跡(山頂) /rollover |
猿石 (飛鳥時代の作と推測される) |
宗泉寺口 (山径が終る) |
砂防公園は梅・桜の名所 (土佐街道が始る) |
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