龍門ガ岳


参考地図 (フレーム順:北〜南東)

〜針道ハリンド〜不動滝〜多武峯BS

細峠分岐〜P803〜大峠〜林道〜

〜山頂 △904〜三津峠〜細峠分岐〜

〜谷筋〜急坂 (Alt.550m〜800m)〜山頂〜

BS・吉野山口神社〜龍門滝〜

地理院地図・電子国土Web  Scale  100m

 

付属資料

<吉野町の概要>
                                                   
吉野町HP抜粋
吉野町は、昭和31年に旧吉野町、上市町、中荘村、中龍門村、国樔村、龍門村が合併して生ま
れました。 奈良県の中央部、吉野郡の北部にあって、町の中央部を東から西に吉野川が流れ
ています。町域の一部は吉野熊野国立公園、吉野川・津風呂県立自然公園に指定されており、
全国的には吉野山の桜で有名です。春には豪華絢爛しかも気品に富む桜が咲き乱れ、人々の
心を魅了します。
また、「吉野」は、古くは古事記、日本書紀、万葉集にも記述があり、歴史の大きな舞台にも
幾たびか姿を現してきました。後に天武天皇となった大海人皇子が壬申の乱の前に吉野に身を
潜め、平家を討った源義経が兄頼朝に追われて吉野に逃げ込み、北条幕府を倒して建武の
中興を遂げた後醍醐天皇が南朝の拠点として選んだのも吉野です。

一方、吉野林業地帯の一部を構成している吉野町はその地理的条件から吉野材の集散地とし
て発達し、全国に銘木吉野材を供給してきました。この吉野材の端材を加工して割り箸の生産
も盛んで、香りの良さと爽やかな音をたてて真二つに割れるのが特徴です。 その他の特産品
としては、手漉き和紙・柿の葉ずし・吉野葛等があり、全国的に有名です。

<龍門の滝>
龍門岳の山腹にある高さ10メートル程の滝で、江戸時代にここを訪れた松尾芭蕉が詠んだとさ
れる「龍門の花や上戸の土産にせん」という句碑があります。
<龍門岳>
津風呂潮にその秀麗な姿を映す龍門岳は、龍門山地の最高峰です。奈良時代初期には仙郷と
考えられていたところで、特に『今昔物語』にある久米仙人の話は有名。
険しい山腹にあった大寺、龍門寺にこもって修行したといいます。また寺近くの龍門滝の下方に
は仙窟があったとか。宇多上皇や菅原道真も参詣しています。


<久米の仙人>                                        
奈良の昔話HP抜粋
「今は昔」の書き出しで始まる『今昔物語集』。わが国最大の説話集で、平安時代後期の成立と
される。全31巻。千を超える説話を収録。仏教説話が中心だが、世俗の説話も3分の1以上ある。
今は昔、吉野の竜門山腹にある竜門寺に、久米(クメ)という男が籠もって仙人の術を修行していた。
めでたく仙人となった久米が、空を飛行していると、吉野川のほとりで若い女が着物の裾をたくし
上げ、洗濯しているのが見えた。その真っ白いふくらはぎに目を奪われ、あろうことか、久米は
神通力を失って、女の前に落下してしまった。久米は、やがてその女と夫婦になった。そのころ、
天皇は、都を造ろうと人夫を集めていた。久米もその人夫として働いていたが、仲間が彼のことを
「仙人」と呼ぶのを聞いた役人は、「では、多量の材木を空を飛ばせて運んでみよ」といった。
そこで、久米は、ある静かな修行道場で、心身を清め、断食し、七日七夜、祈り続けた。八日目の
朝、ついに久米の術は成功した。
一天にわかにかき曇り、雷が鳴り、雨が降り、が、しばらくすると、空は晴れた。と、その時、夥
(おびただ)しい数の材木が南の山から空を飛び、こちらに向かってくるではないか。 それを見
た役人たちは、久米を敬った。この噂は天皇に届き、免田(税を免除される田)三十町(約30ha)
が久米に与えられた。彼は喜び、寺を建てた。それが久米寺であるという。  畝傍山の東南麓、
近鉄橿原神宮前駅近くにある久米寺は、緑が多く境内に京都の仁和寺から移築された多宝塔
をはじめ本堂、観音堂、御影堂、地蔵堂、鐘楼などが建つ。ほとんどが江戸時代の建物。


<三角点情報>

*904.1m(龍門ガ岳) 一等、竜門岳(点名) 34°26′26″N、 135°53′52″E

                                                   
国土地理院

 

<調査歩行 2020/3/11&21/4/.24例会>

吉野山口神社から出発

龍門の滝(下にある)

龍門ガ岳 904.1m (山頂の祠)

細峠・大峠・龍門ガ岳のT字分岐 (竜在峠を目指して西進)

四等三角点 789.5 (点名:三津)

 細峠 (芭蕉の句碑もある)

林道で竜在峠・三角点が見つからず、冬野方面への作業径(一部崩落)をトラバースし標・東屋に出る /rollover

*冬野を経て談山神社へと下山、約7時間余、最終バスで桜井駅 (例会ではT字分岐〜大峠〜針道に変更

例会・細峠と大峠のT字分岐 (山頂から65分)

例会・大峠 (T字分岐から40分)

例会・不動滝 (大峠から50分、バス停は近い)

 

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