笹間ケ岳
参考地図 (フレーム順:北〜南〜西) |
−工事現場−林道−県道出合−BS アルプス登山口BS−P163富川道〜露岩路〜 |
〜御仏河原・池〜大谷河原分岐〜岩路〜山頂 △〜急坂〜 |
〜急坂〜林道−高速道路工事現場− (坂を降りた林道交差から関津TNまで通行止め) |
地理院地図・電子国土Web Scale 100m |
参考情報 |
<湖南アルプス>
林野庁近畿中国森林管理局HP 滋賀県の南部に位置し、花崗岩の岩塊群が独特の景観を作り出し「湖南アルプス」と呼ばれ 琵琶湖まで見渡せる素晴らしい眺望が広がっています。 自然休養林内とその周辺には、奈良 時代に開基し平安時代の仏教文化の一翼を担っていた金勝寺や、奈良時代後期-平安時代に 造られたと云われる狛坂磨崖仏をはじめとした磨崖仏(そそり立つ岩壁や岩壁を彫り窪めた内 側に刻まれるなど、自然の岩壁や露岩、あるいは転石に造立された仏像)などがあります。 1000年以上も前から都の造営のために森林が伐採され、さらに燃料採取のために過度に利用 された為、江戸時代には全国的に知られる禿げ山となりました。その後明治以降の治山工事 により森林が再生しました。オランダ人技師ヨハネス・デ・レーケの指導により明治22年に造ら れたオランダ堰堤は現在も健在です。 古くから森林が伐採されたため、固有の植生が姿を消し、アカマツが主体の林となっており、 明治時代以降に禿げ山を復旧した際に植栽されたものもよく見られます。コバノミツバツツジ ネジキ、リョウブ、ヒサカキ等が見ら、松ボックリをかじるニホンリスの姿も見かけます。 (補遺:堂山、太神山、矢筈ケ岳、笹間ケ岳、猪背山などに加え、金勝山一帯も含む) <金勝・こんぜアルプス> 栗東市観光協会HP 栗東市の南部にそびえる金勝山(阿星山・龍王山・鶏冠山)などの湖南アルプス。中でも龍王山 には平安時代の仏教文化の一翼を担っていた金勝寺(こんしょうじ)や平安時代に作られたとい われる狛坂磨崖仏などがあり、これらの史跡をたどるハイキングコースが整備されています。 金勝山ハイキングコースには、「龍王山」「鶏冠山」といった干支にちなんだ名前の山があり 酉年には「酉→鶏」に因んで記念登山をされる方もおられるそうです。冬場はコースに積雪や 凍結があります。ハイキングは充分注意して行って下さい。 (補遺:天狗岩は屹立した独標) <笹間ヶ岳> (公財)滋賀県文化財保護協会 笹間ヶ岳は、北麓の関津集落から望むと三角形の秀麗な山容をしている。山頂には「八畳岩」 と呼ばれる巨岩が露頭しており、梯子を伝ってこの上に登ると北側には音羽山系、比叡山から 比良山系に連なる山並、琵琶湖、湖南平野、三上山、伊吹山、鈴鹿山系、南側には田上山系な ど、360°の展望が楽しめ、湖国の大部分を望むことができます。 また、磐座である「八畳岩」の傍らには地元の方が「権現さん」と呼ぶ「白山権現」を祀る祠、 八畳岩と権現さんの間の岩には、その年の豊凶を占うための切石で蓋をした水壺が祀られて いる。 笹間ヶ岳は、湖国が一望できるだけでなく、一時は荒廃したものの現在は古の姿に再生 しつつある山容、カミ宿りし静謐の空間を感じることができる山です。 早く山頂に行くには、関津の鎮守社である新茂智神社(天平宝字5年創建と伝えられる)の参道 を経て、山頂へほぼ直線的に通じる林道は短時間で山頂に到達することができます。 <三角点情報> 国土地理院 *笹間ヶ岳 432.9m 三等三角点、権現山(点名) 34°55’ 6″ N 135°56′21″E |
<調査歩行 22/5/6>
登山口バス停から周回 |
富川道口に立つ通行止め個所の案内板 |
御仏河原・絶妙な色合いの池 |
大谷河原分岐から岩尾根に進む |
岩尾根の先で林道に出合い、広場で昼食 |
山頂への鎖 (反対側に梯子もある) |
山頂の八畳岩 433m |
山頂下の白山権現祠 (この先から激下り) |
2023年9月まで関津峠方面は通行止め、林道を北へ辿る |
林道の途中は高速道路の工事中 (人の通行は可能) |
Hi-Trek tan-u Hi-Trek tan-u ハイトレック淡悠 Hi-Trek tan-u Hi-Trek tan-u