名草山

 

参考地図 (フレーム順:北〜南)

〜はさみ池〜竈山神社〜和歌山電鉄竈山駅/カマヤマエキ

〜一本松広場〜鋏池〜

駅〜紀三井寺〜名草小学校〜内原神社〜見晴台〜名草山〜

地理院地図・電子国土Web  Scale  100m

 

付属資料

<紀三井寺(きみいでら)>                                    WikipediaExtracted

和歌山市紀三井寺にある救世観音宗(ぐぜかんのんしゅう)の総本山の寺院。山号は紀三井山、
寺号は金剛宝寺であるが、紀三井寺の名前で知られている。西国三十三所第2番札所。本尊は
十一面観世音菩薩(十一面観音)。

楼門前の石柱には「紀三井山護国院」、本堂前の石柱には「紀三井寺」とある。「紀三井山
金剛宝寺」「金剛宝寺護国院」ともいう。宗派としては真言宗山階派に属していたが、1951年
(昭和26年)に独立し救世観音宗総本山を名乗り、山内子院6か寺および末寺14か寺を包括する。

寺域は紀ノ川河口平野の南部にある名草山(ナクサヤマ、標高228.7m)の西側中腹にあって、境内
から和歌浦湾を一望のもとに収める。山内に涌く三井水(サンセイスイ:吉祥水・清浄水・楊柳水)
は紀三井寺の名の由来とされ、いずれも水源には慶安3年(1650年)の年記とそれぞれの名水の
名を刻銘した砂岩製の水槽がある。 これらの水槽は紀州藩主徳川頼宣の命により設けられた
ものである。
また三井水は1922年(大正11年)に昭和天皇が和歌浦に投宿した際に調理用水として献上された
ほか、1985年(昭和60年)3月に環境庁が選定した「名水百選」に選ばれている。 境内は観桜の
名所として名高く、日本さくら名所100選にも選ばれている。 また本堂向かって左の桜の木が
和歌山地方気象台のソメイヨシノの標本木に指定されており、近畿地方では最も早く開花する
ことが通例であることから、「近畿地方に春を呼ぶ寺」としても知られている。

<名草姫(なぐさひめ)>

山名の由来:名草戸畔(ナグサトベ 伝 紀元前663年)は、日本書紀や和歌山市の伝承に登場する、
神武東征と戦った人物である。伝承によると女性。 名草戸畔は日本書紀での名で、地元で
は名草姫とも。一説に、名草戸畔とは特定の人物の名ではなく、「名草の長」という地位を
表す言葉であるという。
名草邑(後の名草郡あたり、現在の和歌山市名草山周辺)の統治者だった。しかし神武東征で
進軍中だったイワレヒコ(後の神武天皇)との戦いで戦死した。 名草戸畔の死後は、代わって
紀氏が紀伊を治めた。紀氏は、自らの系図で名草戸畔を遠縁に位置づけ、正当性を主張した。

<和歌山電鐵(株)(わかやまでんてつ>

和歌山市に本社を置き、鉄道路線貴志川線を経営する会社。 岡山電気軌道(岡電)の完全
子会社で、両備グループに属する。
2006年(平成18年)4月1日より、南海電気鉄道(南海)から貴志川線を引き継いで経営している。
社名は親会社の岡山電気軌道が社名を一般公募しその中から選ばれたものである。選ばれた
理由は「時代に流されない、地域に根ざした名前」である。旧字体の「鐵」となっているのは、「鉄」
の文字を分解すると「金」を「失」うになり縁起が悪いとして「鉄」の文字を避ける鉄道会社が
あるが、和歌山電鐵の場合は、鉄(鉄道)の基本に立ち返るという意味で使用したものである。

経営のモットーは「日本一心豊かなローカル線になりたい」。地元自治体、沿線住民、沿線学校
関係者、商工会で構成する「貴志川線運営委員会」を社内に設置し、沿線住民の要望を取り汲
んで活かす仕組みを作っており、現場に対するアイディアや情報提供は同委員会が行っている。

「いちご電車」「おもちゃ電車」「たま電車」「うめ星電車」の運行や、貴志駅や伊太祈曽駅に
猫の駅長を配置するなど特異な取り組みも行っている。貴志駅には初代の猫の駅長として「たま」
がいたが、2015年6月22日に死亡し、同年8月から「ニタマ」が駅長を務めている。

<三角点情報>

*228.7m(名草山) 三等三角点、名草山(点名) 34°11′3″N、 135°11′43″E  
                                                      
国土地理院

 

<例会時のスナップ画像 21/7/4>

紀三井寺楼門・西国観音霊場第二番札所

本堂へ210段 (紀伊国屋文左衛門が出世の契機となった出逢いの坂とある)

山頂の三角点/ rollover 和歌ノ浦を望む

一本松広場 (山頂から縦走路を北へ)

はさみ池 (縦走路の北端)

かま山駅から和歌山電鉄(猫の駅長で有名になった)に乗る

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