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2003/5    阿蘇山・祖母山   加藤双美

 

 今回の阿蘇山・祖母山登山は、ユックリとした大型フェリーの船旅と雄大な
阿蘇の山麓にある国民休暇村での宿泊、温泉も有りのデラックスな山旅でした。

5月23日

 1日目は大分港から25人乗りのバスで宮崎県の民謡「刈干し切唄」の故郷
五ヶ所へ行き、予約しておいたタクシーに乗り換えて(道幅が狭くてバスが入れ
ない)北谷登山口へ、9:10出発、4合目9:50、千間平10:05。
阿蘇や九重の展望を楽しみ国観峠へ10:40今までの疲れを忘れさせてくれる
ようなカヤトの素晴らしい草原でした。        
               
 ここから頂上まではV字形の歩きにくい道ですが9合目の避難ヒナン小屋を過ぎると
もう直ぐ祖母山頂、11:30祖母・傾山ナカの最高峰だけあって、眺望チョウボウは見事です。
ココで昼食・・12:05に山頂を後にして国観峠まで戻り12:40ここからは急降下
で5合目小屋14:20 もう歩きたくないと思うほど太ももキンキン。  
ココからはサンの滝の滝イチの滝と渓流を眺めながら歩きよい道を1時間、大分県
竹田市の神原の林道、バスが待っていてくれ・・今夜の宿、南阿蘇国民休暇村へ
約1時間半のドライブ。目の前に阿蘇山、根子岳、の素晴らしい景色を眺めながら、
地元熊本産の食材ショクザイを使った40種類以上のバイキングの夕食に大満足、1日の終わ
りです。            

5月24日

 宿舎8時出発、草千里の見学へ、車中からは広大な草原に放牧された牛や馬の
遊ぶ姿が眺められ阿蘇のシンボル的な景色が見れました。 が、外は強風・・・
寒くて寒くて、セーターが要るぐらい。        
仙酔峡へ行き、阿蘇の最高峰、高岳へ(1592m)上に行くほど風が強く、山頂
11:50飛ばされそうで・・足を踏ん張って歩きながら、中岳へ12:15、
火口東展望所12:40。          
               
 火口底には5個の火口が有り噴煙を上げ、月世界のような光景に感激しながら、
火山灰も浴びながら、ロープウェイ駅の裏で風を避けて昼食(ロープウェイは止
まっていて駅に入れなかった)12:50。 火口東駅からは石の階段で仙酔峡
駐車場まで40分。            
 今年の阿蘇は虫害の為ミヤマキリシマは、ほぼ全滅との事で、お花は少ししか 
見れなかったけど・・・、阿蘇の広大な草原と、直ぐ後ろの根子岳のギザギザの
山姿が印象的で、次回は根子岳に・・・と思いながら、大分港へ。  
 24人がそれぞれに思い出をいっぱい詰め込んだリュックを背に船に乗り込み、
解散パーティ〜〜と成りました。        

 

(祖母山 1756m 大分・宮崎県界)

(阿蘇山 高岳 1592m 熊本県)

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