千住界隈 2022Apr.25

東京都荒川区・南千住駅前の芭蕉像

延命寺・首切り地蔵 (ここ小塚原刑場跡に江戸時代に刑死した人々を弔うために1741年建立)

小塚原刑場は明治時代に廃止される迄
約20万人もの処刑が行われたと伝わる。
常磐線を挟んで延命寺の北に隣接する
南千住回向院には吉田松蔭、橋本左内
(景岳／福井藩士)や志士の墓がある。

南千住回向院・安政の大獄で刑死した吉田松蔭や志士の墓　／ rollover 橋本左内の墓

千住大橋　（旧日光街道／国道４号線は隅田川を挟んで北千住に通じる）

芭蕉は、元禄２年(1689)、46歳、江戸深川から
「奥の細道」に旅立った。千住の宿は日光街道
の江戸から一つ目の宿場として栄えた。

奥羽、北陸、岐阜の大垣へと約600里、半年の旅
を続けて道中で詠んだ俳句をもとに「奥の細道」
を綴る。

ここ千住で、矢立(携帯用筆ペン)の初句とする。
　　　「行春や鳥啼き魚の目は涙」

千住大橋北詰の大橋公園・隅田川沿いに”矢立て初めの碑”が建ち、橋の真下には壁絵↑

名倉医院・整形外科　（江戸時代から骨接ぎ医として有名）

荒川

甲武信ヶ岳(奥秩父)に源を発し秩父盆地
を抜け入間川を併せ、全長173Kmの河川。
　
東京都北区で隅田川と分岐し、足立区～
墨田区・葛飾区の区境、江東区・江戸川
区境で東京湾に注ぐ約22km、川幅約500m
の部分が荒川・「荒川放水路」。

荒川放水路は人の手によって開削された
人工河川で、隅田川がもともと荒川の下
流であったことはあまり知られていない。
＜建設コンサルタンツ協会ＨＰ抜粋＞

荒川土手　(荒川は全長173Km、最下流22Kmは荒川放水路で1913～1930年に開削の人工の川）

總持寺（そうじじ）

東京都足立区にある真言宗豊山派の寺で
西新井大師（にしあらいだいし）の通称
で広く知られる。古來「関東の高野山」
とも呼ばれる。空海が天長3年(826年)に
寺院を建立したことに始まるとされる。

西新井大師　 (北千住駅から東武線で五駅)　／ rollover

西新井大師・ボタン園

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