タッシリナジェール・アルジェリア

”砂漠の中の岩画”

   

 

 タッシリナジェールはサハラ砂漠の最奥部に広がる

山脈地帯で、かってサハラが緑に覆われていた時代

に岩陰に描かれた壁画が残されている。壁画の顔料

には黄土色の頁岩(ケツガン)が使われ、含まれる

酸化鉄の量により、黄色、赤色、褐色などのさまざま

な色が得られた。

 中石器時代から紀元頃まで数千年間も描き続けら

れた。 ウシの時代→ウマの時代→ラクダの時代と、

描かれる動物に変化が見られる。これほど長期に亘

って描き続けられた目的は何だったのだろうか。

 自然が創りだした奇岩の景勝、友人を亡くしたばか

りの私には観音様にみれた岩もあった。

   アルジェリアは北アフリカにあり、

 正式国名はアルジェリア民主人民共和国。

 北は地中海に面し南は国土の85%以上

 を占めるサハラ砂漠である。

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