みながせん

皆ケ山

       2023/10/7                               10人パーティー(崎田・記)

 高速バス: 大阪なんばOCAT→中国道→米子道→二川BS (休暇村蒜山高原に前泊)

 無し
 ピーク 815m、二俣山 1083m、皆ケ山 1159.4m

 宿所→キャンプ場・登山口→P815→二俣山→鞍部→山頂→二俣山→登山口→宿所
 宿所(45)登山口9:0発(50)P815(55)二俣山(20)皆ケ山・昼食15分(125)登山口13:25着
  
Σ山行き時間4:10、約7Km

 

   

岡山県西北端の真庭市は山に囲まれた自然豊かな地域だ。その最奥、鳥取県
境の蒜山高原は雄大な山並と、なだらかな山麓には牧場や貸別荘などが点在し
ている。昔は陸軍の演習場にもなった歴史がある。 大阪から高速・米子道に進
み、湯原二川バス停迄3時間、コミュニティーバスに乗換え、休暇村に前泊する。

今回は記念例会で、皆ケ山に登る事にした。 山名の由来は知らないが、皆が
登る山とでも云おうか!? しかし直登コースは急坂の連続で、ジグザグ径も無く、
平らな尾根が二三箇所あるだけだ。 麓から山頂は見えず、前衛の二俣山から
下った鞍部から、最後の急坂(標高差130m)を越え漸く山頂に届いた。麓からは
牧歌的な景色が目に入るが、東に蒜山三座が並び、西方に烏ケ山、大山を望む
パノラマチックな光景はカンバスには画けない。



   

二俣山・皆ケ山遠望 (右手に蒜山三座) /rollover 遥かに大山

 

<P815>

 前泊した休暇村を8時過ぎに発ち、蒜山高原キャンプ場へと向う。広い場内の一番奥に登山口
がある。下山後にお湯にも浸かりたいので、制限時間を設定して、各自のペースで登る事にした。
 10分ほど歩くと坂になる。ピーク815までは直登のようだ。径には木の根がからみ、段差のある
所もある。連続する坂に早くも息が切れ先が思いやられる。 小休止の度にブナ木や笹が山径の
雰囲気を醸してくれる。
 より急な坂では、仲間の背中を見上げるほどになり、足も重い。 先方で休んでる仲間を見つけ
漸くピークに到着する。登山口から50分、直下の急坂(標高差165m平均斜度14)をクリアーした。


登山口 (標高 604m)

始まりの緩い坂

P815

 

<二俣山>

  初めて平らな尾根のピーク、大休止を取り息も落着く。 しかし歩き易い尾根も束の間、再度
急坂になる。ジグザグ径は無く、所々で根っこを頼って登る。 西側が開け、曇天の山々が遠望
できる。 更に急登になり、何度も休みながら脚を進める。(平均斜度29)  仲間と離れて一人
だけの急坂となる。  漸く笹の茂る平らな所に着く、二俣山の標が立っている。 一番しんどい
坂になり、3名の仲間と写真に納まる。


二俣山 1083m

ブナ林 /rollover

上蒜山は東隣

 

<皆ケ山>

  尾根の特徴も慣れっこになり、先へ進む。東側が開け目線の先に上蒜山を同定できる。その先
から下り坂、初めての鞍部へ降りる。 目の前には木々が茂る三角形の峰が見える。最後の急坂
に取り付き、脚を上げる。 標高差は130mほど、目標が迫り気持ちは楽になる。(平均斜度25)
 やや広い平らな尾根になり、早くも一人が下山してきた。 曲り径を進むと、6名が先着しており
(am11:10)、皆で昼食を摂る。  制限時間12:30よりも早く到達できて、集合写真に納まる。

 急坂を下るので緊張感は緩められないが、所々で見た花やブナ木を写真に納める。 約2時間
ほどで登山口へ降りた。 登り時間2時間10分と大差無く、厳しい直登コースを往復した。


皆ケ山 1159.4

湾曲したブナ(背後は山頂)

アイカワタケ

シロオニタケ

ハナビラタケ

(注)キノコ類の名称は、現場写真をPCに映し、スマホを画面にかざして検索、不確かさもありです

 

club-tan-u club-tan-u club-tan-u 総合目次頁へ戻る club-tan-u club-tan-u club-tan-u