ちょうじゃがたけ・てんしがたけ

長者ケ岳・天子ケ岳

2013/1/12                                                          崎田信義

 新東名・新富士IC(東名・富士IC)〜西富士道路〜R139〜田貫湖
 長者ケ岳 1336m、 天子ケ岳 1330m

 登山口→休暇村分岐→長者ケ岳→東海自然歩道分岐→天子ケ岳→キャンプ場→休暇村

 無し (休暇村・富士の横から登る)
 休暇村 9:00発(50分)休暇村分岐(60)長者ケ岳(20)鞍部(20)天子ケ岳(10)芝川町
      分岐(60)白糸方面分岐(60)休暇村14:40着
 Σ約5時間40分(休憩60分含)
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逆さ富士

長者ケ岳からの眺望/rollover 田貫湖からの逆さ富士

 

冬晴れの富士山、何度見ても素晴しく神々しく映る。 特に西からは大きな裾野の広がりも見れ
て更に雄大となる。 田貫湖の傍に泊って西側の長者ケ岳に登り、存分に景色を堪能した。

初日は51年ぶりに朝霧高原に立ち寄った。裾野から見上げる雄姿は感動的だ。 富士をバック
に婚礼のプロモーション写真を撮る人々もいて、澄んだ空気と青空がモデルを引き立てる。田貫
湖の西端には撮影用のデッキもあり、好位置を証明している。

”ダイヤモンド富士”日の出や日没時に富士山頂から一条の太陽光線が射す瞬間の自然現象で
赤富士と共に人気がある。 朝日のリングは河口湖や田貫湖周辺が絶好のロケ−ションで気象
条件が良い時、年に二度ほど撮影できるそうだ。既に宿は4月20日の予約が満杯とか、マニア
には正に宝石なのだろう。
 

 

 

<長者ケ岳>

 朝は氷点下になったのか、車の屋根や窓が真っ白になっている。宿所の裏手にある林道を
進み、ジグザグ径を上がると田貫湖からの尾根ルートと合流する。東海自然歩道にもなって
いて、広い路が続く。

 行く手は左右に変わるが、常に大きな富士山がある。 関西では味わえない、何とも贅沢な
山歩きに感激する。丸木の階段を辿って山頂へ、登山口から二時間で着いた。雑木を切り開
き富士山が望めるように工夫してある、邪魔なものが無いストレートな雄姿を画像に納めた。
 更なるオマケ、西に目を移せば前衛の山の上には、南アルプスの山々が銀嶺となって遠望
できるでわないか。ひときわ高い北岳、農鳥、塩見、荒川、赤石などなどだろう。この時季には
登る事も叶わない素晴しい山並みだ。

 

林道口から出発

田貫湖からのルートと合流

東海自然歩道にもなる尾根筋

長者ケ岳

 

富士の峰

南アルプス遠望 /rollover 富士山

 

<天子ケ岳>

 ルートは南へと続き大きく下って鞍部に至る。天子湖方面への分岐で、東海自然歩もそち
らへと分岐していた。 登り返して天子ケ岳に着く、広々とした所に小さな祠や由緒あるツツ
ジの木が立つ。周囲の眺望は優れないが、ここにも富士山を眺める場所が用意してある。

 倒木の上で昼食を摂っていると、真上にはスイ〜スイ〜っとパラグライダーが飛んでいる。
それだけ気流が強くて絶好の場所なのだろう。東の谷筋を上がってきた人に下り方向を教わ
り急坂を辿る。 いきなり岩だらけのジグザグ径が20分位続き、やがて林道に突入する。

 杉や桧のだらだら路を40分ほど下り舗装路に出合う。ここからが白糸方面への分岐点で
出発点へ戻るため北方向に更に舗装道を下った。 パラグライダーの基地に出て、同好者で
賑わっていた。着地に失敗してズドンと落ちた人、セールが枯れ木に掛かって数人で木登りし
てる人など、下りが難儀な点は共通だ。

 自動車道を40分ほど進んで天子の森キャンプ場に至るが、オフなので殺風景だ。 程なく
休暇村へと戻った。 湖の端にあるデッキに下りて、湖面に映る逆さ富士を撮る。 この周回
ルートは富士山を友に、田貫湖を鏡にして自然豊かな山歩きができる。

 

鞍部

天子ケ岳

天子ケ岳下の広場

芝川町方面の分岐

白糸方面の分岐点から舗装道

休暇村に戻る

 

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