山形の新庄市からバスで1時間ほど入った、いまだ昭和の原風景が残る「肘折温泉」の街並みです。お客は近在の 農家のお婆さん達で、湯がいいので湯治の連泊客が多い。 中には自宅が観光温泉地の人も湯治目当てにやって 来るほどだ。 この狭い道に朝市のおばさんが早朝6時から店を開くが 兼業なので8時には帰ってしまう。雪のある季節でも数店 出ているのには驚く。 キノコや山菜のほか、自家製のちまきや漬け物などが並ぶ。 買った材料で自炊も楽しめるの だが、最近はお役所の指導がうるさく、自炊の宿が少なくなったが、1泊3食でも5千円程度だから連泊もし易い。 近くに美味しい蕎麦の「寿屋」があるが宿で3食付くと食いに行くタイミングが微妙になる。 3時頃、蕎麦を打つ間、 板ワサで一杯やり、その後ザル蕎麦をちょっと という具合に。(2007年2月記) |